四紋楼閣
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「四紋楼閣」から法螺吹き男が離界。 (03/05-23:10:23)
法螺吹き男> さあさ、もひとつ始めるぜ。 【法螺しか吹けず、与太しか吐けず、口にした全ての言葉は、時に真実をも逆しまに変えてしまう。そんな噂もまことしやかに。】 嘘つく事なら誰より上手、法螺吹き男のお話だ! 【そのしばらく後、「切られた桜が数年ぶりに芽吹いた」という話が、夢を馳せるように、村から村へ、細々と伝わったという。 ──さて、男が法螺を吹いたのか、与太が真を変えたのか? その嘘本当、ひとりとて真偽を知る者無し──】 (03/05-23:10:20)
法螺吹き男>【「切り倒された桜から、新たに芽が出て、男とずうっと一緒に暮らした」、そんな幸せな結末を】 ──ッハハ、そいつァ無ェな。 言ったろ、桜は枯れ果てちまったんだって。 【鼻で笑って、にべもなく言い捨てた。肩を竦めて、皮肉めいて。一生懸命答えた子供は泣きそうな顔になってしまった。】 ふたつ隣の村の奴らに聞いてみな。 今のはそこで聞いた話だ。 ……さて、今日はこれまで、これでおひらきだ。 さっき夕暮れの話してない奴いたな。 そいつだけ残んな。 おら、後は帰ェれ帰ェれ! 【しっしっと手で追い払う。ひでぇなと笑う男子と、とうとう泣き出した子供をあやす女子との背中に悪びれる事なく手を振った。おずおずと残った子供に、しかし笑いかける。】 お? 何だそんなツラして。 お前、俺が誰だか知ってんだろうがよ。  (03/05-23:03:46)
法螺吹き男> そして男は気付きます。 庭より中に、めいっぱいの桜の花びらが積もっていることに。 そして、あんなにも元気だった桜の木が、すっかり枯れ果てていることに── 【きゅ、と、巻物の結び目を結い直して、箱の中へと巻物を放り込む。音を立てて蓋を閉じた。】 さて、この話の後にゃ、色んな噂が立ったもんだ。 桜と一緒に男もすっかり萎れちまったとか、枯れた桜を掘り起こしたら、根っこン中から赤子が出て来たとかな。 ……おゥ、いちばん熱心に聞いてたお前さんは、その後どうなったと思う? 【あごをしゃくって、気の弱そうな幼子に話を振る。小さな子供に集まる、他の子どもの視線。 えぇと、と、ためらいがちに出された答えは──】 (03/05-22:56:29)
法螺吹き男> ──しかし、男は花を見られました。 【くるくると、巻きながら進めた桜色を、端まで開いて膝の上。】 雪の明くる朝、目覚めてびっくり。 眠りに落ちる前の冷たさが嘘だったように、手も足も家の中も、どこもかしこも暖かなのです。 一体どうしたことだろう? ふしぎに思った男は、窓を開いてみました。 そこには、いちめん、桜の花びらがつもっているじゃありませんか! 【ぱたりと閉じた巻物の表紙を、見せて回るようにひと回し】 一体全体どうしたことだ? まさか、雪は夢だったのか? ──そんな事ぁありません。 家を出て庭へと出てみれば、それより外には、つもりつもったぶあつい雪がありましたから。  (03/05-22:49:08)
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