医療所
戻る
【ログ】【ヘルプ】

貧民街に存在する、無施錠の――。
【履歴からPC選択】
発言色
【ボタンで選択】
【コードで指定】

キャラNo
表示行 秘話
名前
外見
ログ無入室

ヴァネス>悪ィが、今夜はここに泊めてくれ。 【 金がないのは勿論だが、もうしばらくこの空気に浸りたいから。今日は娼館よりコッチが良いと、勝手に来た分際でほざき、 】 なァに、面倒ごとになる前には出て行くからよ。あと、余ってる薬草があったら分けてくれ。 【 野良には勿体ないほどの、贈り物をもらったばかりだが。やっぱり、小さな船員どもの命を繋ぐすべが欲しいから。 】【 そうして滞在を赦されたなら、他愛も無い話で夜をあかそう。 血腥さの無い、各地で聞いた御伽噺や冒険譚を、手で作った影絵と煙草の煙で彩って─── 】 (12/15-20:22:37)
ヴァネス>おう、待ちぼうけは飽きちまうもんな。 【 だからまた来るよ、と。そこまでの言葉は軽かっただろう。そうやって笑って片付けてしまう事も、昔に比べればだいぶ慣れた。 】【 ただ、長躯の冗談めかした”頼み事”を、受け入れてくれた事には感謝するばかりだ。 かつて、ここで子供を抱き寄せたのは、その首に刃を押し付ける為だったのに。なのに怯えもせず、忌みもせず─── それが、窮地に追いやられた者が力に訴える事を知っているせいだとしたら、そんな境遇に生まれてしまった事もまた、哀しいとしか言いようが無くて、 】 ……っ、 【 ああ、そんな風に心配してたら、いつ悪党に搾取されるか判らんぞと。笑い飛ばしてしまいたいのに、声を出せば、噛んで殺した嗚咽を飲み込み損ねてしまいそうで声も出せない。 】【 真っ当な世に生きてるからと言って、事故に遭わないとは言い切れない。それでも、長躯の生きる世界よりは安全である筈で、叶うならそうであって欲しくて。 いつか途切れる命だと知っていても、できれば無事でいて欲しくて─── 】 …そうか、 【 ようやくの思いで声を絞り、乱暴に袖で目元を拭う。そうして、自分自身を落ち着かせるように息を吐き、アルフィオの背を撫でるのだ。 ───親が子にするように、柔らかく、緩やかに。 】 …ガキに心配されるほど、俺ァちっちゃく無ェよ。 【 くく、と喉を鳴らして嗤う頃には、幾許か気持ちも凪いで。 】 けど、元凶には後でめいっぱい仕置きしねェとな。 【 さて、どんな悪戯であの無愛想を困らせてやろうかと。ろくでもない算段を立てながら腕を解き、 】 (12/15-20:13:40)
アルフィオ>うーん……。 (じっと待つばかりも落ち着かないけど、) …そしたら、たくさん遊びにきてよね。教える相手がいないと、おれたちも困っちゃうから。 (なんて、本当は単に来てくれたら嬉しいだけかもしれない。それに、彼が危機に瀕している姿を過去にも見ている側からすれば、そうして口実を作っておかないと――なんというか、心配なんだ。 毒に侵されてたり、大怪我してたり、血が止まらなくなってたり。本当に色々あって。 だから、またいつかひどい目に遭って戻ってきはしないかって、不安。 危機感は足りなくとも、いつだって最悪の可能性が多く付き纏う環境の中だ。 …“当たり前”に生きている人は、この貧民街ではずっと少ない) (そのせいか、彼の言葉には野暮に聞き返す真似はせず、口を噤んで首肯して。 少し気の早いプレゼントを贈る運びの中。伸びてくる腕に気づいて目線を上げるも、よろけた身体はそのまま長躯の側へと傾いて) …ん。 (空いた手を彼の腹部辺りに当てながら、じっと間近から見上げた。そこに漏れた笑いは一寸震えを帯びたような気がする。 のらりくらり、しているように見えるけれど。彼はとても情が深い。 潤む目許を垣間見た子供は、黙って抱き寄せる力に従った。 いつだったか、図書館で見た時と同じ顔をしていたから) メルはさ、兄ちゃんが心配なんだよ。兄ちゃんと同じで。 かたぎ…は、よくわからないけど、“そういうこと”なんだよ。おれたちにもわかるくらい、簡単だよ。 (埋めた面はそのままに、ぎゅうと腰に腕を回す) …もうすぐ帰ってくるって、手紙に書いてあったんだ。 だから本当に、安心してね。 (12/15-19:36:04)
ヴァネス>【 Oh 正論…! 】【 悪気無く、親切心から紡がれた子供の言葉に、文句など言える筈もなく。言い訳を考える悪童のような、バツ悪さげな顔でしばし口ごもり、 】 気持ちは嬉しいけど、俺からちゃんと聞きに来るよ。それに、野良は帰る家がねェから探しようも無ェだろ。普段は海…にいたり、陸にいたり色々さ。俺ァ悪党の親玉だから。優しくて強ェ”正義の味方”と”同じ世界の悪党”と、昼も夜も、春も冬も鬼ごっこしてるんだよ。 【 ちなみに俺が逃げる側な、なんて。優しい甘味に舌を癒されながら、口達者なアルフィオに笑い掛け、 】 もし、おっかねェ誰かが来て俺の事を知ってるかって聞いたらさ、絶対に「知ってる」って言わないでくれよ。俺が逃げられなくなっちまうから。 【 冗談めかすが言葉は本音だ。単騎で長躯を追って来るならまだしも、親しんでいる彼らを盾に取られたら、一介の海賊には成す術も無いから。 】 おう、 【 待っててね? 】【 何で? 怪訝そうな顔で口の中のケーキを飲み込んで。 差し出された飴と、その組成を聞いた瞬間、驚嘆に目を見開いた。 】 …ははッ、 【 漏れる笑い声。金色が詰められた瓶を受け取って、逆の手を伸ばしてアルフィオを抱き寄せようとしつつ。零れる息に嗚咽じみた音色が混ざったのを、子供の耳は拾っただろうか。 】 宿題、か…。 【 レモンバームは、かつてこの長躯を救ったものの一つ。それを宿題にしたと言う事は、単なる勉強の意味もあったかもだけど。 万が一、本人が戻れなかった時でもこの長躯が困らないようにと。ここに来ても大丈夫なようにと。…そんな気を回してくれたような気がして、同時に、帰れない可能性を視野に入れてまで、覚悟の要る探索に赴いたような気がして、 】 …なにも、そんなもん、宿題にするこた無ェだろうに……。 【 子を抱き寄せて俯いてしまえば、目元に滲む水気も見られまい。…もっと金儲けになる事を教えるとか、他にも幾らでもあっただろうに。なのに。 】 カタギはカタギらしく、平和に笑って生きてりゃイイんだよ。…あの、馬鹿が。 【 …大馬鹿者が。 】 (12/15-19:06:42)
アルフィオ>(無知で警戒心の薄い此方を危惧しているのだろう彼を、今度は別の意味で不思議そうに見遣った) じゃあ他に誰に知らせたらいいの? 心配してる人には教えなきゃって思ったんだけど…。 というか兄ちゃん、ふだんはどこにいるんだっけ? 海? (流れに乗って問うてしまったが、こんな風に聞いたところで教えてくれるのかどうか。 彼の懸念は本当にその通りで、日陰者達の持つ危険は子供なりにも知るものの、見知り懐いている彼を前にしている今、如何せん用心さが足りていない) (だが、直接的な忠告を貰う前にも、勧めたケーキがその口に運ばれたのが、可笑しくて嬉しくて) へらず口って、何? おれは“野良犬”の話をしただけだよ。 (笑みを零しながら答えるのである。 そうして、半端に終わった言葉を受け、当然ながら見返してきた彼に頷くと、) ちょっとまっててね、そこで。 (言うが早いか、ケーキにがっつく集団へと近づき、その中から年上の少女の袖を引っ張って何やら耳打ちして。 了承を得た上で、奥にある薬棚の方へ移動し、そこからひとつの瓶詰めを手に引き返してきて) おまたせ! …じゃーん。これ、おれたちからのクリスマスプレゼントね。 (長躯へと突き出されるその瓶。中身は黄金色した、) えっと…、レモンバームで作った舐剤だよ。 風邪ひいたとか、心が病気になったときとかに…どうぞ。 これ、メルがいなくなる前におれたちに残してった“しゅくだい”なんだ。 (数種の果実を煮詰めて作った特別な蜜薬に、告げたハーブの粉末と真珠粉を合わせて作った合剤) どうしてこれなのかはわからないけど。 でも、たぶん…うまく作れたんじゃないかな。 (12/15-18:24:40)
【PBC Affinity】