自由領域4
【戻る】

背景色 白黒表示
行数

冒険者の宿」から少年風貌が離界。 (04/08-22:06:08)
少年風貌>【 嵐のような魔女だったが、収穫はあっただろう。もしかしたらまた魔法雑貨屋に出向くこともあるかもしれない。それにしても──… 】 貧乏な俺に必死にならなくても、商機は他にありそうなものを・・・? 【 どうしてあんなに必死になったんだと、無愛想な仏頂面少年風貌は首を傾げて。「よっぽど雑貨屋の客に飢えているのか」と、自己評価激低の少年風貌には彼女の真意が伝わらないまま、穏やかに昼下がりが過ぎていくのであった──… 】 (04/08-22:06:05)
少年風貌>【 両肩をぐわしっとつかまれてしまった。少年風貌またもおっかなびっくり。 】 「その言い草はご家族やご友人が悲しむのです、少年!」 ?・・・た、確かに家族は悲しむだろうが、友達とか1人もいねェし・・・むしろ済々されるんじゃね?無愛想で冷めてるし、話してもつまんねェだろうから死んでも「ふーん」で終わるだろうよ。 「お、おぉ・・・自己評価が地に堕ちてしまっているのです・・・」 【 何故か魔女族の娘の方がうなだれてしまっている。呪いに掛かっているのは少年風貌側なのに、不思議な言動をする魔女族もいたものだと何処か呆れ気味。魔女族の娘が顔を上げると、反射的にびくっとしてしまった。 】 「い、いや諦めては駄目です少年。その髪飾りを完全に戻せば、そのタイムリミットとはおさらばなのです!」 はあ・・・まあ、そうだな。 「小生も金額を抑えられて時間もかからない方法を模索するのです。幸い魔力付与・除去は得意なので、お力になれることもあるのです。良いプランを発見したらまた教えるのです・・・!」 お、おう・・・? 【 最後に無理やり両手で握手をぶんぶんぶんとされてしまって。「今後ともよろしくです!」と言いながら去ってしまった。ローテンション魔女がいきなりハイテンション魔女になってしまったことに驚くばかりである。 】 (04/08-22:04:33)
少年風貌>「みじかッッ!!?に、人間の寿命ってそんなモンじゃないハズ、です!」 は?説明しなかったか・・・? 【 後頭部をぽりぽり。前に銀の髪飾りを修理してもらった時には、確か説明したハズなのだけれど──…いかんせん記憶がごっちゃになってしまっている。もしかしたら両方説明してなかったとして。 】 髪飾りでなんとか呪いを緩和してるからな・・・無いと今の肉体年齢そのままタイムリミットになるワケだ。診断した魔女族の話によると、最期は魔力になるんだとよ。 「エグ過ぎますその魔法!そりゃ呪い扱いも納得です!!ていうか、なんで少年そんな冷静ですー!?他人事!!?人間単位でも8年って短いです、短いですよね!?」 【 何故か途中から少年風貌側がローテンションになり、相手の魔女族がハイテンションになってしまっている。肩を何度も震わせて、いちいち驚愕に双眸を見開いているのもまた律儀な事だ(※他人事)。 】 いや、俺死んでも関係なくね? 【 ※本気で意味が分からないという表情をしていた! 】 (04/08-21:42:14)
少年風貌>「了解です。壊れてもいない髪飾りを修理、とは不思議なことを言うお子ちゃまだと思いましたが、魔力の補完あってこそ完全なワケで・・・」 お子ちゃまで悪かったな。 「ふふっ、貧乏人もお客さんなのでお得プランも小生用意できるのです」 【 少年風貌の悪態返しは、笑みを深める魔女の前に容易くスルーされてしまった。 】 「昨日は魔石が高くて買えないとのことでしたが、クズ石にも魔力は入ってるのです。手間かかるけどその魔力を少しずつ蓄積すれば完全体に戻せるのです、早くて2~3年で・・・」 ハア。 【 にこにこ饒舌な魔女を前に、絶対零度の目つきでため息。説明しなくても分かる、「その手は使えない」という返答だ。むーっと頬をふくらませる魔女商人。 】 「何が不満です?安いうえに初回なので2割引なのに・・・」 3年も髪飾り預けられねェっつの、このまま8年経ったら死ぬし。 「・・・・・?」 ・・・・・・ 【 部屋の中に広がる沈黙タイム。 】 (04/08-21:31:24)
行数 白黒表示
開始行

【PBC Affinity】