双璧の闘技場
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「双璧の闘技場」から◆剣士が離界。 (04/10-22:57:39)
◆剣士>【 金髪碧眼の少女が去ったあと、剣士の周囲には再び観客たちの熱気が押し寄せた。 】 いー加減、ちょこーっと鬱陶しいかな★ 【 そう独りごち、右手に薄紫色に光る魔法剣を出現させる。その異様な光景に釘付けになった観客のおかげか、剣士の立つ場所だけは風通しが良くなってくれた。喧騒の中にありながら、剣士の周囲には薄い膜のような静寂が漂い、薄紫の光がその輪郭を淡く縁取っている。 闘技場の中央では、次の試合の準備が進んでいた。砂地を踏みしめる音、武具を確かめる金属音、観客の期待が膨らむ気配──…それらすべてが、夜空へと昇っていく。 】 【 剣士はその光景を眺めながらどこか達観したような、しかし完全には興味を失っていない眼差しで、闘技場の熱気を受け止めつつ、魔法剣の異様さに人除けをしながら去っていくのであった──…。 】 (04/10-22:57:26)
◆剣士>【 剣士の周囲では、屋台の香辛料の匂いが濃く漂い、焼けた肉の匂いと混ざり合って、夜気をさらに熱くしていた。観客たちは手にした飲み物を掲げ、誰かの勝利を予感しては歓声を上げ、敗北を見れば悔しげに唸り、感情のすべてをこの場所に投げ込んでいる。そんな中で金髪少女の視界に入る、剣士の立つ場所だけが空気の質を変えていた──…彼の白黒の装束は、松明の赤い光を受けて柔らかく揺れ、周囲の喧騒とは別の静けさをまとっている。ざわめきすらも揺らぎ、空気が剣士の存在を認識して形を変えるかのようだった──…そう、アイドルを目の当たりにしたファンと似たような反応である。 】 あはは、アリガトー♪ 【 剣士はにこやかに笑いつつ、「そんな野蛮人のテーマパークにオレを招待するなよ」と思っていた。気のある男に対して握手すぎないかとも感じるが、少女はアイドル的な意味での愛であって色恋の其れとは違うのかもしれないと思い直す。特に食事に誘ったり家に誘ったり、そういうアプローチもしてこないし。 】 (04/10-22:36:15)
◆剣士>【 春の夜の闘技場は、熱気と歓声に満ちていた。その熱気は剣士の軽い調子とは裏腹に、ますます濃く、重く、夜空へと立ちのぼっていく──…観客席のざわめきは波のように押し寄せ、次の瞬間には別の波がそれを呑み込み、歓声と笑い声と金属音が混ざり合って、巨大な空間全体を震わせている。松明の炎は風に煽られ、赤い光が壁面を走り、砂地の上に揺らめく影を生み出していた。人々の動きに合わせて影は伸び、縮み、跳ねている様は面白いと、それを一瞥した剣士が思う。 】 「さすがです、剣士様はあんな野蛮人ではありませんもの」 【 剣士の回答を噛み締めていたらしい少女が、ようやっと声をあげた。両手で頬に触れながら、恋する乙女全開モードである。 】 (04/10-22:06:09)
◆剣士> いやー、皆さん好きだねーこーゆーの? 【 街の少女たちにオススメスポットを尋ねて辿り着いてきた先だったワケだけれど。ヒマつぶしになるかと思ったが、やっぱり自分の感性には合わない。物騒なのより平和的な方が良くない?と思ってしまうのは、見た目より年老いた感性ということなのだろうか。 】 「あ、剣士様もいらっしゃったんですね!」 あ、さっきの。どーもー♪ 【 ちょうど此処を教えてくれた女子グループの1人、金髪碧眼の小柄な少女と目が合った。分かりやすく目を輝かせ、分かりやすく頬を紅色に染めている──…分かりやすい、あー分かりやすいとも。喜色満面で近づいてくる彼女に、いつもより2割増し爽やかに手を振っておこう。 】 「もしや剣士様も参加なさったり・・・!?」 いやーオレの討伐対象は魔物なんでね。 (04/10-21:52:57)【PBC Affinity】