水鐘の都
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水鐘の都」から黒獅子が離界。 (10/30-01:42:24)
黒獅子> ――。 【 こんなに人の多い場所で外套を外すのには強い抵抗があった。彼女の視線は何処となく此方の真実を知っているようにも見えたが、其れを改めて問えるほど勇気も自信も持ち合わせていない、見た目に反して小心者の獣は、ただただ、目の前の自分をそのままに受け入れてくれる、自分よりも余程小さな少女の大きな心に甘える外ない。 】 そうだな――。 【 全くそうでは無かったのだが、会話のペースは完全に少女のモノ。月を見上げた相手が瞬くのを見て、嗚呼、もうそんな時間なのかと遅れて空に目を向けた。 】 ――。 【 挨拶を返そうという頃にはあっという間に煌く街の中に消えてしまった少女。暫くその場に立っていたが、彼女の気配が消えれば、獣もまた歩き出そう。 】 ” 良い夜を、アリシア―― ” 【 その言葉は開かぬ口、心の底で呟かれ、誰にも聞かれることなく、闇の帳に溶けた。 】 (10/30-01:42:21)
水鐘の都」から見習いが離界。 (10/30-01:32:30)
見習い> 了解です、マティアスさん!名前のついでに素顔が気になるところですが、詮索は野暮ですよね。 【 ふふっと笑って、ちらりと相手の双眸を見て。どこからどう見ても獣人にしか見えないが、本人も言っているのだからハイクオリティ仮装と信じて疑っていない見習い少女。ただし種族は多様性に満ちていることを無自覚に自覚している少女には、中身は当然人間である、という考えも無い訳で。 】 あーわかります、このお祭り騒ぎは便乗したくなりますもん。 【 うんうんと首肯して相手の言葉に同意する。都を彩るオバケやカボチャの飾り、そして月ーー…あれっ、なんか大分位置変わってない?本日2度目の青目ぱちくり。 】 わわっすごく話し込んじゃった!他にもいろいろ買う予定なのに! 【 軽く口元に手を添えたところで、思考をそのまま口に出してしまいながら。 】 じゃマティアスさん、良いハロウィンナイトを! 【 大慌てで手を振りながら、嵐のように夢追い人は浮かれた都を駆けていくのであったーー… 】 (10/30-01:32:22)
黒獅子> 【 浮かれ騒ぎの中で、これだけ派手に”仮装”をしている癖に落ち着き払っている方が寧ろ怪しいかもしれないが、兎に角、獅子にとってこの時期は貴重である。こう見えて心の内は何時もより幾らか軽やかなつもりでいる。 】 そうだな。何処にでも居る。 【 走り回る子供達に、”彼らと違って”踏ん付けられれば飛び上がるほど痛む尻尾を引っ張られぬ様、身体に引き寄せながら。 】 アリシア。――マティアスだ。【 彼女に似合う、軽やかな響きの名を繰り返し、己のものを伝える。 】 そうか、なるほど、旅をしているのか。 ―――いや、まあ、此処にはちょっと散歩に。 【 決まった拠り所の無い根無し草が同胞と出会わない理由は、自らの関係構築力の低さに有るだろう。 そうは理解していても、じゃあ今から直ぐ目の前の彼女の様に初対面の大柄に話しかけ、名を交換し、くるくると表情を変える愛嬌の良さを真似られるかと言えば、それは当然否である。 】 (10/30-01:19:09)
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