自由領域3
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路地裏」から黒衣が離界。 (11/17-00:59:34)
黒衣> フラれてしまったなあ・・・ 【 あはは、と乾いた笑いを零して。 】 うん。やっぱちょっと、寂しい。 【 思いのほか、メンタルダメージに来ていたのかもしれない。そうつぶやいてしまったあと、黒衣の姿はすうっと路地裏の空気から消えていた。 】 (11/17-00:59:32)
黒衣>【 夜の路地裏に白猫の姿はかなり目立っている。黒衣がそちらに歩みを進めてみた。 】 どこへいくんだい?俺も付いていって良いかな?? 【 アタマをさげつつ気障っぽく話しかけてみるも、大きく長い尻尾に驚いたのか「フシーーッ!!」という威嚇のあと、逃げられてしまった。ゆるく伸ばした手は空を切るだけである。 】 生き物では無いと勘づかれてしまったか?さすがだなあ・・・ 【 もう少しニンゲンのように振る舞うべきだっただろうかと、今更ながらに。そういえば知り合いにも言われたのだ、そのツノや尻尾はやめた方が良い。エクソシストたちに狙われるといった忠告を。 】 でもこの姿もこの姿で褒めてくれたヤツもいたし・・・完全にこの姿を捨ててしまうというのも、うーん。 【 すくっと立ち上がって腕を組む。首を傾げてみても答えは出なかった。 】 (11/17-00:06:46)
黒衣>【 時折、風に揺れるカーテンが影を作り出し、その影が石畳を滑るように動くのが見えた。遠くから、かすかな音楽の調べが風に乗って聞こえてくる。その音は、楽しくも美しい旋律であった。 】 寂しさをまぎらわせるにはちょうど良い。 【 ほっと息をつくような動作、なーんて生き物ではないのだから呼吸なんてしていないのだけれど。「みゃあ」ふとそのとき、白猫が静かに通り過ぎる姿が見え、その尾が揺れるたびに影が長く伸びていく。彼らはこの場所の常連であるのか、堂々とした歩き方をしていた。 】 ネコもネコで可愛らしいな、うさぎが1番だけど。 (11/16-23:06:22)
黒衣>【 涼しい夜風が静かに吹き抜ける路地裏の光景は静かだった。古びた石畳が湿気を帯びて光り、夜露が細かな粒となって道端をたくましく生き抜く雑草に宿っている。道の両脇には古びたレンガ造りの建物が肩を寄せ合うように立ち並び、家々の窓から漏れる微かな光が石壁に反射し、わずかな光が路地を優しく包んでいた。 】 うーん、寂しい・・・ 【 ぽつり。闇夜にも似た風貌の黒衣姿の存在がそうつぶやく。年端もいかない少年のような声色。 】 結界があるか無いかだけで同じ世界なんだけどな・・・うん。アタマでは分かっているというやつだ。でも・・・ 【 人差し指で、自分自身のこめかみをグリグリとさせながら。 】 感情が追い付かない・・・?これがセンチメンタルというあれか、よもや俺が体験することになろうとは。 (11/16-21:29:23)
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