深淵の古城
「深淵の古城」から◆木こりが離界。 (10/14-23:43:13)
◆木こり>【 ??? 】
[ 100面> 35 ] (10/14-23:43:11)
◆木こり>「あとドゥル、先ほど少しばかり体力を返したからもう立てると思うぞ。というかいい加減立て」 えっ・・・【 信じられない様子で足に力を入れると、おどろくほどすっと立つことができた。力が完全に抜けてしまったというのは、少し前から錯覚だったようだ──…思い込みっておそろしい。 】 じゃあ宿屋に帰りますか・・・精霊様はどうなさいます? 「せっかくじゃ!ともに宿屋まで行こう!!」 承知しました、魔界の土産話をさせてくださいね! 【 なんとなくの脱力感はまだ残るがそれはいつものこと。精霊様に捧げた魔法道具がなくなった分軽くなった荷物を抱え、斧を背負いなおし、木こりは踵を返す。 】 「あぁ、そうだ。ドゥル、しばらくは聖なる場に近づくなよ?聖水などを触るのも禁止」 せいなるばって外の教会ってやつですか?精霊様はOKなんです?? 「ふふーん、我が神聖との評価しているのはお前たちだけだからのう。外の世界で言う神聖な森でなかったことを感謝するが良いぞ?」 は、はい・・・?まあ外の世界の評価なんて、俺は気にしませんけど。 【 精霊様がよく分からないことを言い始めるのはいつものこと。その真意に気付かないまま、何故か気持ちの良い場所だった古城を賑やかな2人組は後にするのであった──… 】 (10/14-23:42:59)
◆木こり> 「おまえ、魔界に行って変わったことは無いか?」 ん?そういえば2度目行ったときに空気が良い気がしましたね!此処も似た空気を感じて俺は好きです。これって慣れたってことでしょうか? 【 木こりからの純朴な質問に、精霊はにこりと笑った。そして木こりの目の前に座り込み、人差し指をぴんと立ててくる。 】 「我が真実を教えてやろう。人の成長は早いからな、おまえも2度も魔界に行き成長してこういう空気に慣れたんじゃろう」 精霊様テキトー言ってません? 【 なんかこういう風に話まとめてくるときっていつもテキトーな気がする!あとなんかふわっふわしてるし、話題が!──…さすがの馬鹿でも疑いの目つきで精霊を見た。 】 「おまえオバケ好きだからな。魔界なんぞオバケだらけじゃし、魔界もおまえを愛しているからこそ空気が良くなってきたのかもしれん」 そ、それってヤバイヤツでは・・・? 「何度も行ったら魔界側が返さなくなるかもなあ?」 ひっ・・・で、でも精霊様が助けてくれますよね!? 【 そうすると両頬を手でおさえ、うっとりとした様子でわざとらしい照れ笑いをする。 】「我とて魔界は嫌いではないしな~。魔界がどうしてもと言うならば、おまえを・・・」 ひ、ひえっ!続きは言わなくて良いです!!い、行くの控えますから・・・!! 【 動けない肉体ながらブルブル震えだした。さすがに集落の守護神に見捨てられるなど、この閉鎖集落の住人からしたら死刑宣告に等しい。精霊はそれに満足したようで、大きく頷きめずらしくも満面の笑みだった。 】 (10/14-23:33:25)
【PBC Affinity】