螺旋図書館
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螺旋図書館」から天使風貌が離界。 (01/25-00:15:22)
天使風貌>(何の記憶が消えたやら。既に失せたものに興味はない。男にとって、大切なことは今この瞬間の欲を満たすことだけだった。) ――ハッ、ハハッ! なるほど、これは確かに今の俺には価値のある知恵だ。 (ページに広がる水面に浮かび上がる知恵を覗きみる。思わず漏れた悦の声が喉を震わせ、男は愉し気に目を細めて哂った。記憶一つを代償に、知識一つを手に入れて。本は独りでに閉じられる。これ以上はまた対価を払えと言うことか。実に、魅力的だが――) が、やはり、俺の欲を全て満たすことは、お前では難しそうだ。 (知識欲だけが欲の全てではない。男はそっと本を棚に戻し、良い退屈しのぎになったと、上機嫌で図書館を後にした。) (01/25-00:15:18)
天使風貌>(別の棚を見ていたと言うのに、何故か手に取ったのは先ほどと同じ本。表紙に着いた傷の位置まで同じと来た。男は目を瞠り)……ほう、お前…それほど俺に読まれたいか? (ニヤリ。吊り上がった口元に八重歯が覗く) 良いだろう。少しは俺の退屈を紛らわせろよ。 (アカシアの書を手に取り、パラパラと、また適当なページを開こうか。)
[ 6面> 4 ] (01/25-00:06:10)
天使風貌> フンッ。…せっかく足を運んだと言うのに、何の収穫も無く戻るのも癪だ。(他に何か面白そうなものはないか) (01/25-00:02:00)
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