螺旋図書館
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「螺旋図書館」から◆見習いが離界。 (02/26-22:37:27)
◆見習い>【 彼女はすぐさま、その本を手に取った。本には銀色の文字で、「光魔術入門」というタイトルが書かれていた。 】 入門かいっ! 【 声をあげた瞬間、先ほどの司書にふりかえられ「しっ」とジェスチャーをされてしまった。思わず「しっ」のジェスチャーを返しては、こくこくとうなずく。 】 無いよりはマシか・・・この世界の魔術についても詳しく知りたいし。気を取り直してお勉強しよ・・・ 【 入門内容であれ、光属性の魔導書を見つけたのは間違いないのだ。その白い本を片手に、受付へと目指そう。もちろん貸し出しの許可をもらうためだ。入門書で少し落ち込んでいたものの、新しい知識を得る興奮を前に、どこか彼女の足取りは軽やかで──… 】 (02/26-22:37:19)
◆見習い>【 見習い魔術師は、あらためて光属性の魔導書を探すことにした。そう、彼女の自覚通り、彼女は光属性の魔術師なのである。光の魔法とは、光を操る魔法であり、癒しや浄化、照明変わりやもちろん攻撃など、さまざまな効果を持っていた………が。 】 えっ、数が少ないんですか?誰かに借りられちゃったかも?そんなぁ~・・・ 【 がっくし、と言わんばかりに肩を落としてしまう。通りがかった司書の話によると、光の魔法は高度な魔法であり、魔導書も少なく、なかなか手に入らないらしかった。 】 いや諦めたらおしまい、諦めの悪さが私の長所! 【 両手を握って決意表明!見習い魔術師は、魔導書の本棚を一冊一冊調べて、光属性の魔導書を探してみる──…しかし、なかなか見つからなかった。彼女は何度か諦めそうになるものの、最後の一本の本棚にたどり着く。数々の魔導書が置かれている中、白い本が一冊だけ光り輝いているように見えた。 】 (02/26-22:32:46)
◆見習い>【 開くと古い紙の匂いがふわっと広がっていく。いいね、こういうの──…見習い魔術師は知らず知らずのうちに、にんまりと微笑みを浮かべていた。 】 【 魔導書の中に書かれていたのは、火の魔法の呪文や図形、その詳細な理論。彼女は魔導書の内容に夢中になろうとした、ものの──… 】 やっぱコレは、火属性特化のヒトじゃなきゃ使えそうにないな・・・魔力の質が違う。ファイヤボールくらいなら私でも出せるけど・・・専門は光属性だし・・・ 【 はあ、とため息をついて。ちょっぴり残念そうに魔導書を閉じては、元の位置に戻しておいた。 】 (02/26-22:24:10)
◆見習い>【 本棚には、古くて厚い本がぎっしりと並んでいた。そのほとんどが魔導書であるらしい。彼女は本棚の前に立って、魔導書のタイトルや表紙を見た──…実にさまざまな種類の魔法が書かれている。火の魔法や水の魔法、風の魔法や土の魔法、光の魔法や闇の魔法、召喚の魔法や幻影の魔法、治癒の魔法や呪いの魔法などなど。 】 私に扱えなさそうなのも多いなあ・・・ 【 とりあえず、目に付いた魔導書を手に取ってみた。それは重くて厚く、赤い革で表紙が覆われている。金色の文字で「火系魔術の極意」というタイトルがデカデカと書かれている。 】 (02/26-22:19:55)【PBC Affinity】